【しつけコラム4】ほめてしつける

しつけコラム comments(0) trackbacks(0) オノデラAHスタッフ

 

巷で「ほめてしつける」という言葉が聞かれるようになってから、意外に年月がたったような気がします。

でもみなさんは本当の意味でのその“やりかた”をご存知でしょうか・・・

実は私がそう思うのは理由があります。
私が出会う多くの方が「ほめてしつける」という言葉を聞いたことがあったり、読んだことがあったりするのですが上手に実践できていないことが多いのです。

ですので今回は「ほめてしつける」際にポイントとなる点をお話しようと思います。


まず何より重要なことは・・・

ほめるとは声に出して伝えること!
 
して欲しい行動をしたときに「当たり」を知らせることなのです。

もともと褒め下手でシャイな日本人。
ただでさえ、声に出してほめたり感情を表したりすることが苦手です。
そのためあえて練習(訓練)しないとうまくできない方もいらっしゃいます。
特にこの練習は男性にとってはかなり高いハードルです。


そして多くの方がついついやってしまう、有効ではない点がもう一つ。

ほめるときにわんちゃんを触ってしまうことです。
もちろん良いことをしたら“よしよし”と撫でてその愛情を示したいというのはヒトの性。
そしてできた!と思った時は飼い主もうれしいのでどうしても強く撫でたり高速で触ったりしてしまいます。

ですがわんちゃんにとってはどうでしょう。
集中して行動しているときや飼い主の気を引こうと努力しているときには触ることで逆に集中をそいでしまったり、時には嫌がったりすることがあります。
イヌの世界では手(脚)で相手を触ったり撫でたりする行動はできませんね。
そのためイヌは撫でられることがほめられたことだと理解するのが難しいと考えられます。
(リラックスしているときに気持ちがよくなるようにナデナデすることは別です)


さてこの2つのポイントをまとめましょう。
ほめてしつけるときには単に「それであたり!」という言葉をわんちゃんにかけてあげます。
言葉は飼い主さんによってどんな単語でも良いでしょう。
例えば「イイコ!」「オリコウ!」「good!」「nice!」などなど・・・
個人的には「サイコー!」なんかもオススメです(笑)

このような単語を良い行動をとった時にすかさず、うれしそうに言ってあげましょう。
そうです、うれしそうにもポイントです!
飼い主さんがうれしいとわんちゃんもうれしいのです。
画像

そのあとに極力静かに触ってあげてほしいと思います。
(そう!触ってはいけないわけではありません。)
「それであたり!」を伝えてから触ったり撫でたりしてみてください。
ちょっとした順番の違いでもわんちゃんには伝わりやすいと思いますよ。


 

ペットライフ・アドバイザー 板谷智子

【しつけコラム3】ごほうびのこと

しつけコラム comments(0) trackbacks(0) オノデラAHスタッフ

 

“しつけをするときにごほうびを使いましょう“というやり方が近頃一般的になってきました。
かくゆう、私のしつけ教室でもごほうびをいっぱい持ってきていただいてレッスンしています。

今回はこのごほうびについてお話しましょう。

みなさんがイメージしているごほうびとは何ですか?
たぶん多くの方はおやつ(食べ物)を想像されますよね。
そして太るんじゃないかと心配する方もいらっしゃるかもしれません。

でも実はおやつだけがごほうびではないんです。
ごほうびの本当の意味は『その時欲しいもの』です。

例えば、私たちは暑い日にジョギングしたらお水をがぶがぶ飲みたくなりますよね。
そんな時は“水”が欲しいものになります。
逆を返せばのどが渇いていない時(さっき飲んだばかり)には水は欲しくありません。
画像

また、食べ物だけでなくその子が大好きなおもちゃや行為もごほうびになります。
またまた例ですが、お父さんが帰宅したときにわんちゃんが玄関まで走ってやってきて、うれしくて飛びつくとお父さんもうれしくなって撫でてあげるとします。
わんちゃんは撫でてもらうことがごほうびになるのでいつも飛びつくようになるでしょう。

ちょっと、わかっていただけましたか?
ちなみにいつもは美味しそうに食べているおやつでも玄関のチャイムが鳴った時は食べないんです、という場合は“チャイムが鳴った時”にはそのおやつは本当の意味でごほうびにはなっていないということになります。


さて、しつけやレッスンの時のごほうびはおやつを使うことが多くなります。
その理由は食べてすぐになくなる食べもののほうがレッスンの最中は集中できるためです。
もちろんたいていのわんちゃんは食べ物が好きなのでごほうびになりやすいですね。

画像

ただおやつを使うと太ってしまうのではと心配したり、おやつがないとできなくなるのではと不安になったりする方もいらっしゃいますよね。
もちろん使い方によってはどちらも懸念されることなので要注意です。

太ってしまうのでは…
与えすぎれば当然太ります。
与えすぎないことが第一条件です。
おうちの中でトレーニングする場合は主食のドライフードでもいいでしょう。
お野菜が好きな子にはヘルシーな根菜などがおススメです。
”タダ”で食べさせずにしつけのときや目的の行動をしたときにご褒美として使うようにすることも有効ですね。
犬は本来、野生の動物だった先祖のころ、食べられるときに食べておく習性がありましたがペットとしての犬は自分で狩りをするわけではないので(拾い食いや盗み食いの問題はさておき)、食べ物は飼い主が与えています。
ということは、わんちゃんの食餌管理および体重管理は飼い主さん次第ということ!
おねだりに負けない厳しい愛情と種類豊富な犬用おやつを見極めて、上手に使っていきましょう。

おやつがないと何もできなくなる…
おやつを与えるときのコツを知れば全く問題はありません。
おやつがないと何もしなくなるのはおやつを見せびらかして何かをさせようとするからです。
確かにこの方法は新しいことを教えるときや難しいことにチャレンジするときにはよく使います。
ただし見せびらかしてばかりではいけません。
“ごほうび”とはうまくできたときにもらえるものでなければならないからです。
つまり、ごほうびであるおやつは後から出てくるように練習するのです。
そしてここで重要なのは声に出してほめること。
褒め言葉とごほうびのタイミングが上手にトレーニングするための大きなポイントになります。
私のしつけ教室ではこの部分のレッスンもおこなってます。


ちなみに、ごほうびは新しいことを教えるときや難しいことにチャレンジするときにはたくさん使いますが、うまくできるようになったことには“少し”または“たまに”にしていきます。
ここで間違いやすいのは“ゼロに”することはないということ。
たしかにごほうびが永遠にないとなればやる気が失せてしまうことは当然のことでしょう。



 

ペットライフ・アドバイザー 板谷智子

【しつけコラム2】飼うときに

しつけコラム comments(0) trackbacks(0) オノデラAHスタッフ

 

どんなわんちゃんがいいか決まったら次は実際に迎えることになりますね。いざ飼おうとなったら大切な注意点は以下の3つ

 

1、 どこから入手するか

2、 いつがいいか(時期)
3、 いつがいいか(時間帯)

画像

 

1、どこから入手するか
入手ルートは大きく2つあります。

ひとつは、ペットショップなどからの購入
日本ではペットショップから購入するというケースが圧倒的に多いですね。
それ以外に、例えばブリーダーから直接購入することなど考えられますが、そのような形態の業者が多くないので一般的には馴染みがありません。
そもそも「犬を買う」とい形態自体が日本の特徴です。
そのため「犬を売る」お店も多く存在します。
ですから様々な“商品”と同じ様に犬も“流通している“と考えるとわかりやすいでしょう。
流通のどの段階で購入するかは消費者が決めることなので、飼い主としての犬へのこだわりがそこに出てくると思います。
ただし!
流通している商品ではありますが、犬は生きている動物です。
無機質な“モノ”ではないので無責任で安易な購入は避けてくださいね。
消費者としての目を持ってしっかりと見極めることが大切で、そういう意識が悪徳業者を。

ちなみに欧米ではお店の店頭で犬や猫を販売することは多くありません。
小さなケージの中で生活させることが動物の福祉に反するという考えからです。
特に子犬や子猫はある程度の時期までは母親や兄弟と離れ離れにしてはいけないことになっています。
日本でもこの「ある程度の時期」をめぐっては法律改正でも論判が続いています。

もうひとつは、知人や保護施設などからの譲渡
先述した欧米ではお店で購入することよりこちらのほうが主流になっています。
特に保護施設から譲渡してもらうことが一般的になっているようです。
日本ではこのような保護施設が多くありません。
また犬が成長してから飼い始めることに抵抗がある人が多いようです。
ですが、犬は子犬からではないと懐かないといった考えは迷信です。
逆におおよそ性格がわかっていることはどう成長するかわからない子犬よりも飼いやすく、
飼い主の生活スタイルに合うかどうかを見極めるためにもおおいに役立ちます。
保健所などに保護されたいきさつは決して受け入れられるようなものではありません。無責任な飼い主には怒りを覚えます。
でもそのような動物をきちんと保護して、きちんと譲渡する、しっかりした施設がこれから日本にも増えていくことを願います。
もちろんそのような動物に幸せな第二の生活を送らせてあげたいと思う飼い主も。
・・・少し脱線してしまいましたね(^_^;)
画像
ドイツ:ベルリンティアハイムの犬舎
(それぞれの犬の情報が各部屋の前にあり訪れる人はそれを見て希望する犬を探します)


2、いつがいいか(時期) 
注意点とは言ったものの、特にこの時期が理想ということはありません。
ただ飼い主の年齢や仕事や家庭環境などの生活スタイルを考慮したほうがいい場合があります。
大型犬を飼い始めた飼い主さんから次のような悩みを聞いたことがあります。
7月末に生まれたGR、ちょうど活発に動き回り、体も大きく成長してきた5ヶ月齢頃、
雪が降るようになりました。
飼い主さんは雪国にお住まいなので、犬の成長とともに外には雪が積もり始めたのです。
そう、お散歩の練習ができなくなってしまったんですね。
これは大変です・・・
ただでさえ大型犬で力が強く雪の中でのお散歩練習は危険も伴います。
そうはいってもお散歩をしない生活も考えられません。

そこまで考えて逆算して飼い始めることは難しいですが、予想したり対策したりする必要はありますね。
こうなることがわかっていたらもう少し小ぶりな犬種にすることも可能だったかもしれませんが、あらかじめ若いご家族に協力(散歩担当になってもらうこと)を頼んでおくとか、小さな子犬のうちから引っ張らないトレーニングを開始する(小さな子犬のうちでもトレーニングは有効です)とか対策を練ることができたかもしれません。
画像 

また子犬を飼う場合はどうしても手がかかります。
特に仕事が忙しい時期やお子さんの行事が多い次期などと重ならないようにもしたほうがいいですね。


3、いつがいいか(時間帯) 
一日のうちで、自宅に連れてくる時間帯のことです。
これはできれば午前中〜お昼が理想です。
理由は簡単!
わんちゃんが探検したり、これから生活する場所の確認をしたりするためです。
夜寝るまでの時間が長ければ長いほどいいでしょう。
初めての環境で、人も寝静まってしまう暗い夜は少なからず心細く感じるものです。
夕方やってきてすぐに夜になってしまうようでは環境に慣れる時間がなさすぎます。

でもだからといって、この初日に構いすぎるのはよくありません。
日中は十分に探検させその様子を観察する程度にして、夜は気にせず寝てしまいましょう。
夜に多少クンクンと鳴くのは予想できますが、初めのうちに心細いのは当然のことと割り切って接したほうがよいでしょう。
画像

飼い始める前にいろいろ検討したり事前準備をしたりすることはなかなか難しいことかも知れません。いちいち先のことを考えていられないと思う人もいるでしょう。しかしペットを飼うということはその命に責任を持つということ。
自分だけで今後を予想したりいろいろと悩みあぐねいたりしないで、これから先に起こるだろうことを経験者(身近な飼い主)に聞いてみるといいでしょう。
以前飼ったことがある人も次に飼う犬が前の犬と同じように成長するわけがないのですからご注意を。



 

  ペットライフ・アドバイザー 板谷智子

【しつけコラム1】飼い始める前に

しつけコラム comments(0) trackbacks(0) オノデラAHスタッフ

 

わんちゃんを飼い始める時にはわんちゃんとのどんな生活を思い描いていますか?

◆どんなわんちゃんを飼いたいか 
大きさ、性別、年齢(子犬なのか成犬なのか)、犬種などなど・・・

その他にも、
 見た目の好み♡
 一緒にスポーツしてみたい
 まったりとしたい
 お手入れが楽な短い毛がいいな
 外で飼って番犬にしたい
         などなど・・・それぞれ飼い主の理想がありますよね。


飼う前にはその犬が持つ性質をある程度理解してそれが自分の理想とマッチするかどうか、飼い主としての義務を全うできるかどうか、を見極めなければなりません。


◆飼い主の義務
 ・終生飼養すること(その犬が寿命を全うするまで飼い続けること)
 ・十分な栄養と運動を与えること(生命を維持できるように食べ物や水分を与え、その犬にみあった運動をさせること)
 ・必要な時には医療を受けさせること(病気にならないように予防してもしなってしまったら病院へ)
 
これらには時間と労力と経済力が求められますが、命を預かる飼い主にとってそれはとても大事なことです。

好みや理想と現実がマッチしないままに飼い始めてしまって、義務を全うできない飼い主も増えています。
「ペットショップで一目惚れ」はちょっと軽々しいと思いませんか?


飼い始める前位にはぜひ家族でじっくり話し合ってみてくださいね。


余談ですが・・・
私の場合、見た目は小さめの日本犬雑種、性別は女の子、年齢はこだわりなし、仕事上いろんな人に接する機会が多いので協調性のある子がいいなと考えています。
 

ペットライフ・アドバイザー 板谷智子 

  • 0
    • Check
    無料ブログ作成サービス JUGEM